夏の高校野球岩手県大会は9日目を迎え7月18日から3回戦が始まりました。
ベスト8をかけた戦いでシード校が強力打線を見せています。
松澤凱斗アナウンサー
「春の県大会を制した盛大附属と前の試合12安打の盛岡工業。強力打線が光る両校のベスト8をかけた戦いが始まります」
この春、公式戦で2度対決している両チーム、どちらも盛大附属が僅差で競り勝っています。
リベンジに燃える盛岡工業は初回、先頭バッターの細川がレフトの頭上を越える3ベースヒットでチャンスをつくります。
さらに2番・民部田がレフト前ヒットで続き、盛岡工業はこの回3本のヒットで2点を先制します。
対する盛大附属は2回に1点を返すと、3回、満塁のチャンスで5番・平野のレフトオーバーの3ベースヒットで逆転します。
さらに打線がつながりこの回8本のヒットを集め、一挙11点を奪います。
その後も強力打線の本領を発揮した盛大附属が5回コールド17対3で勝利しました。
第1シードがベスト8、一番乗りです。
盛岡大附 関口清治監督
「初回点数を取られたが選手が慌てなかったのが一番の勝因」
盛岡大附 平野修至選手
「一人一人の勝負強さがこれからの試合で求められてくる。それを意識して練習試合でも新チームを作ってから取り組んできた。しっかり決勝まで戦って発揮できればいい」
続く第2試合では、第2シード久慈が連合チームとして唯一勝ち残っている「大野・葛巻・伊保内連合」と対戦しました。
久慈が20本のヒットを打つなど投打で圧倒し、5回コールド19対0で準々決勝を決めました。
<試合結果:きたぎんボールパーク>
盛岡大附 17-3 盛岡工
※5回コールド
久慈 19-0 大野・葛巻・伊保内連合
※5回コールド
このほか花巻球場では、高田が延長の末に8対4で花巻南に勝ちました。
盛岡一高と盛岡三高の対戦は、7対4で盛岡一高が制しています。
<試合結果:花巻球場>
高田 8-4 花巻南
※延長10回タイブレーク
盛岡一 7-4 盛岡三
(岩手めんこいテレビ)