参院選まであと3日です。
FNNが取材と世論調査で分析した終盤情勢で、北海道選挙区では3議席をめぐり与野党5人が激しく争っています。
調査は7月17日、電話で混戦の選挙区などを対象に、全国の有権者約1万1400人、北海道は1032人から回答を得ました。
北海道選挙区では、立憲民主党の現職・勝部賢志さんが、支持基盤を固めて優勢です。立憲支持層の約8割を固め、無党派層からも一定の支持を得ています。
自民党の現職・高橋はるみさんは、やや先行しています。自民支持層の7割以上から支持を得ていて、無党派層からも一定の支持を得ています。
残る1議席をめぐる戦いは、自民党の現職・岩本剛人さん、国民民主党の新人・鈴木雅貴さん、参政党の新人・田中義人さんが激しく競り合っています。
岩本さんは自民支持層の6割、公明支持層の2割を固めていますが、無党派層の広がりを欠いています。
鈴木さんは国民民主党の5割、自民党支持層と無党派層を2割近く取り込んでいます。
田中さんは参政党支持層の4割をまとめ、自民党支持層と、無党派層の約2割の支持を得ています。
いずれも新人で、保守党の小野寺秀さん、共産党の宮内史織さん、維新のオカダ美輪子さん、れいわの野村パターソン和孝さん、諸派の後藤朋子さん、諸派の稲原宗能さん、諸派の高杉保次さんは厳しい戦いとなっています。
与野党の最終盤の活動や投票率によって、情勢は変わる可能性があります。