境港市出身の漫画家・水木しげるさんが描いた妖怪画の原画を集めた展覧会が、倉吉市の鳥取県立美術館で19日から始まるのを前に報道関係者向けに公開されました。
倉吉市の鳥取県立博物館で開催される展覧会「水木しげるの妖怪百鬼夜行」展。
19日の開幕を前に報道関係者向けに公開されました。
平井知事:
この夏バテを克服して、ぜひお化けたちと出会った元気を出していってほしい。
水木しげる先生の妖怪展、いってみようかい。よろしくお願いします。
「あかなめ」に「ぬらりひょん」、そして「一反木綿」。
水木しげるさんが描くおなじみの妖怪たち。
細密な筆致で描かれたコミカルで独特の世界観が広がります。
水木さんの生誕100周年を記念して開かれるこの展覧会、会場には水木さんが描いた約100点の妖怪画の原画と、そのモチーフとなった江戸から明治にかけての絵画や資料があわせて紹介され、水木作品のルーツを知ることができます。
鳥取県立美術館 尾崎信一郎館長:
水木さんの筆力に圧倒されると思います。家族で来ていただくと楽しめる構成になってますのでぜひ多くの方に来ていただきたい。
このほか、代表作の漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の漫画原稿や作品制作中の水木さんのアトリエの再現などユニークな展示も。
さらに、携帯電話をかざすと妖怪が動き出すAR体験のコーナーも設けられ、大人から子供まで幅広い世代が楽しめそうです。
この展覧会は19日から8月31日まで開かれています。