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プレスリリース配信元:Propally株式会社

株式・暗号資産・不動産投資など、投資活動における世代ギャップを徹底調査




不動産投資プラットフォームの開発・運営を行うPropally株式会社( https://propally.co.jp/ )(本社:東京都港区、代表:齊藤郁織)は、世代による投資意識や行動の違いを明らかにするため、全国の20~59歳の男女1,923名を対象にアンケートを行いました。本調査では、若い世代ほど投資への関心や取り組みが多様化しており、世代間で投資に対する考え方に大きな違いがあることがわかりました。

調査サマリー

今回の調査結果に関する概要は以下の通りです。
1.Z世代の41.6%が現物不動産投資に関心あり、バブル世代の3倍以上
2.Z世代の投資実施率は株式18.4%、暗号資産12.5%、現物不動産5.4%、多様な投資に分散傾向
3.今後力を入れたい投資、Z世代は「現物不動産投資」6.7%で他世代の約2~3倍
4.現物不動産投資を「初期投資額が最も高い」と認識、バブル世代49.5%に対しZ世代28.9%
5.Z世代の40.0%が友人の現物不動産投資に対してポジティブな反応、バブル世代はわずか8.3%



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調査の実施概要

調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者  :20~59歳の男女
調査期間 :2024年5月7~14日
有効回答 :1,923名※
※性別・年齢層の人口分布を考慮したサンプリング

主な調査結果

1.Z世代の41.6%が現物不動産投資に関心あり、バブル世代の3倍以上
次のグラフは、現物不動産投資(マンションやアパートなどの直接所有)の取組み状況について質問した結果を、各世代ごとに集計したものです。

なお、本調査では、20~29歳を「Z世代」、30~44歳を「ミレニアル世代」、45~54歳を「氷河期世代」、55~59歳を「バブル世代」と表現します。



Z世代は、「興味はあるが、情報収集は行っていない」と回答した人が23.2%、「情報収集しているが、投資は行っていない」が13.0%、「現在投資を行っている」が5.4%となりました。これらを合計した41.6%が、現物不動産に対して何らかの興味を持っているという結果です。

この関心層について他世代と比較すると、ミレニアル世代32.1%、氷河期世代22.9%、バブル世代13.7%となっており、Z世代はバブル世代の3倍以上の高い関心を示していることがわかります。

情報収集の段階に進んだ人(情報収集実施層:「情報収集しているが、投資は行っていない」「現在投資を行っている」のいずれかの回答をした人)も、Z世代が18.4%と最も高く、ミレニアル世代が15.5%、氷河期世代が7.5%、バブル世代が5.4%で続いています。

実際に投資を実行に移した人(投資実施層:「現在投資を行っている」と回答した人)は、ミレニアル世代が5.7%で最も高いですが、ほぼ同水準でZ世代が続いています。なお、氷河期世代は3.3%、バブル世代は2.5%で、上の世代では大きく実施率が低下しています。

2.Z世代の投資実施率は株式18.4%、暗号資産12.5%、現物不動産5.4%、多様な投資に分散傾向
次のグラフでは、各投資方法に興味がある人(関心層)の割合の世代推移を示しています。



関心層では、全ての世代で株式投資と投資信託が1位・2位を占めており、株式投資は58~61%台、投資信託は47~52%台と世代による大きな変化は見られませんでした。

一方、その他の投資では年代が上がるほど関心が低下する傾向が顕著に現れています。特に現物不動産投資では、Z世代の41.6%からバブル世代の13.7%まで約3倍の差があり、世代による関心の格差が大きいことがわかります。

続いて、各投資方法の情報収集に進んだ人(情報収集実施層)の割合を示したグラフです。



情報収集実施層でも、株式投資と投資信託が全世代で1位・2位を維持しており、世代による変化は比較的小さくなっています。

注目したいのが暗号資産で、Z世代では33.4%と株式投資の34.9%に僅差まで迫っていますが、バブル世代では10.5%まで急激に低下しています。現物不動産投資についても、Z世代の18.4%からバブル世代の5.4%まで、年代が上がるにつれて大幅な減少が見られます。

最後に、実際に投資を行っている人(投資実施層)の割合を示したグラフです。



投資実施層では、株式投資と投資信託が全世代で1位・2位を占めており、上の世代の方が実施率が高い傾向が見られます。株式投資はZ世代の18.4%に対してミレニアル世代以降は27~28%台、投資信託もZ世代の17.1%に対して上の世代では19~22%台となっています。

Z世代の特徴は、3位以下の投資実施率の相対的な高さです。暗号資産12.5%、FX9.4%、債券7.7%、現物不動産5.4%と続いており、上位2位との差が小さくなっています。株式・投資信託への偏りが強い他世代と比較して、Z世代は投資方法が分散する傾向が見られます。

これらの結果からは、Z世代は株式投資や投資信託といった定番の投資だけでなく、暗号資産やFXといった比較的新しい投資手法にも積極的に取り組んでいることがうかがえます。現物不動産投資についても、実施率は他の投資より低いものの関心層は4割を超えており、若い世代にとって資産形成の選択肢の一つとして認識されているといえそうです。

3.今後力を入れたい投資、Z世代は「現物不動産投資」6.7%で他世代の約2~3倍
次のグラフは、今後最も力を入れたい投資方法について質問した結果を、世代別にまとめたものです。なお、投資全般に興味がない人(全ての投資方法について「興味がない」と回答した人)は除外して集計しています。



Z世代では「株式投資」が37.0%で最も多いものの、他の世代と比較すると相対的に低い水準となっています。ミレニアル世代では45.6%、氷河期世代では48.9%、バブル世代では49.5%と、いずれも50%近くが株式投資に集中している一方で、Z世代は4割を下回っています。

注目したいのが、Z世代では、「暗号資産」が10.0%、「現物不動産投資」が6.7%と、株式投資や投資信託以外の投資方法へも関心が分散している点です。特に「現物不動産投資」については、ミレニアル世代の2.8%、氷河期世代の3.4%、バブル世代の2.2%と比較して、Z世代は約2~3倍の高い割合を示しています。

従来は株式投資や投資信託が投資の中心として位置づけられていましたが、若い世代を中心に多様な投資方法に関心が広がりつつあるようです。

4.現物不動産投資を「初期投資額が最も高い」と認識、バブル世代49.5%に対しZ世代28.9%
次のグラフは、投資を始める上で最も初期投資額が高いと感じる投資方法について質問した結果を、世代別にまとめたものです。なお、投資全般に興味がない人(全ての投資方法について「興味がない」と回答した人)は除外して集計しています。



「初期投資額が最も高い」投資として、全ての世代で現物不動産投資が1位となっています。Z世代は28.9%、ミレニアル世代は35.3%、氷河期世代は39.6%、バブル世代は49.5%で、年齢が上がるほど高い割合を示しているのが特徴です。

Z世代とバブル世代では約1.7倍の差があり、若い世代ほど現物不動産投資に対して初期投資額のハードルを感じている人が減る傾向があるようです。

続いて、投資を始める上で最も管理・運用の手間が大きいと感じる投資方法について質問した結果を、世代別にまとめたグラフです。



「最も管理・運用の手間が大きい」投資でも、全世代で現物不動産投資が1位となっています。Z世代では20.4%、ミレニアル世代で27.0%、氷河期世代で33.6%、バブル世代で38.5%と、こちらも年齢が上がるほど高い認識を示しています。

Z世代とバブル世代では約1.9倍の差があり、若い世代ほど現物不動産の管理の手間がかかるという先入観が相対的に薄い傾向が見られます。

これらの結果から、現物不動産投資は全世代において「初期投資額の高さ」と「管理・運用の手間」で最もハードルが高い投資として認識されているものの、Z世代では他世代と比べてハードルが低く感じられていることがわかります。

▼不動産投資を検討する前に確認したい失敗パターンと回避方法
https://propally.co.jp/journal/articles/property-investment-failure/

5.Z世代の40.0%が友人の現物不動産投資に対してポジティブな反応、バブル世代はわずか8.3%
次のグラフは、友人が現物動産投資を始めようと相談してきた場合の反応について、世代別に回答結果を集計したものです。



Z世代では「賛成する・応援する」が9.9%、「興味深いと思う」が30.1%となっており、ポジティブな反応を示したのは40.0%となりました。一方、「少し心配になる」が11.0%、「やめた方が良いと思う・反対する」が8.2%で、ネガティブな反応は19.2%にとどまっています。

ミレニアル世代ではポジティブな反応が27.2%、ネガティブな反応が30.5%、氷河期世代ではポジティブな反応が13.5%、ネガティブな反応が39.7%でした。また、バブル世代では、ポジティブな反応は8.3%にとどまる一方で、ネガティブな反応は43.7%に達しています。

このように、若い世代ほど現物不動産投資に対してポジティブな反応が多く、年齢が上がるにつれてネガティブな反応が増加する明確な傾向が見られます。Z世代とバブル世代を比較すると、ポジティブな反応では約4.8倍、ネガティブな反応では約2.3倍と大きな差があり、世代間で現物不動産投資に対する考え方が大きく異なることがわかります。

まとめ

今回の調査結果から明らかになった主なポイントは以下の通りです。
- 若い世代ほど現物不動産投資に対する関心が高く、特にZ世代では関心層が他世代を大きく上回っている
- Z世代は投資手法の多様性が高く、伝統的な投資に加えて暗号資産やFXなど新しい投資手法にも積極的に取り組んでいる
- 現物不動産投資は初期投資額や管理の手間が高いと認識されているが、若い世代ではそのハードル認識が相対的に低い
- 現物不動産投資を始めようとする友人に対する反応は世代によって大きく異なり、若い世代ほどポジティブな傾向が強い

この結果からは、世代間で投資に対する意識や取り組み方に大きな違いがあることが明らかになりました。特にZ世代は現物不動産投資を含む多様な投資手法に関心を持ち、資産形成の選択肢として積極的に検討していることがうかがえます。

若い世代の投資に対する前向きな姿勢は、これからの投資市場において重要な変化の兆候として注目されます。この新しい動きが、今後の投資の選択肢や情報提供のあり方にも大きな影響を与えていきそうです。

本プレスリリースをそのまま転載する場合を除き、調査結果の内容・グラフ・データなどを引用される場合は、出典元として下記リンクをご記載いただくようご協力をお願いいたします。
https://propally.co.jp/journal/articles/generational-gap-in-investment/
Propally株式会社
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【運営会社の概要】
会社名:Propally株式会社
所在地:東京都港区虎ノ門5丁目9-1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 5階
設立:2022年3月
代表者:齊藤郁織
事業内容:不動産投資プラットフォーム「Propally」の開発、運営
会社ホームページ:https://propally.co.jp/
お問い合わせはこちら

【過去の調査リリース一覧】
- 【全国1,923人を調査】不動産投資家はわずか4.4%で株式投資家の約6分の1、「初期投資額」と「運用手間」が大きな壁
- 【意外な事実】不動産投資は「月々1万円で可能」と現役投資家の42.4%が回答、一般層は13.8%で認識に大きな差
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