東海地方は7月14日夜、大気の状態が非常に不安定となり、岐阜市では突風とみられる被害が出ました。
7月14日午後9時半すぎ、岐阜市内の畑を映した防犯カメラの映像には、ピカっと雷が光った後に雨と風が急激に強まり、何が映っているかわからないほどになる様子が映っていました。
一夜明けた15日、周辺では農業用ハウスが壊れたり住宅の瓦が飛んだりするなど、突風によるとみられる被害が明らかになりました。
住人:
「昨日はすごく怖かった。風とか今までにないぐらい。いきなりだったんですけど、静かだったんですけど、その後にバーッてすごい風」
また、車庫の屋根が飛ばされた住宅もあり、すぐ隣の電柱も折れていました。
飛ばされた屋根は、120m離れた別の住宅の庭にありました。
岐阜県によりますと、突風によるとみられる被害は24棟で確認され、岐阜地方気象台は現地に職員を派遣して当時の状況を調べています。