奈良・葛城市にある国道で、赤い車が軽トラックに激突。
さらに、その衝撃で前の車も巻き込み4台が絡む玉突き事故の瞬間をカメラが捉えました。
映像では、最初にぶつかった赤い車から白煙が上がる様子も確認できます。
警察によると大きなけがをした人はいなかったといいます。
しかし実は、約3カ月前にも同じ場所で…。
ドン!と爆発音のような音をとどろかせ、2台が正面衝突。
撮影者:
確かに(事故が)多いですわ。不思議なんですよね。この前は正面衝突で今回が追突で、その前にも追突みたいなのがあった。
ここは約1kmにわたって直線が続く道路。
一体なぜ何度も事故が?専門家に映像を見てもらいました。
交通事故鑑定人・中島博史氏:
見通しがよくて真っすぐで、運転手にとって緊張を強いられないという意味ではいい道路だが…
しかし、このいい道路だからこそ油断という“落とし穴”が潜んでいるというのです。
中島氏は「ただ漫然と直線路だから、見通しがいいからぼんやりと走っていて、前の車の減速とかに気づかない」と話しました。