(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時40分現在

◆きょう15日(火)の気温 
 台風5号が、蒸し暑い空気を運んできました。
 美幌は35℃以上の猛暑日になったほか、
 同じオホーツク海側の大空町や北見も34℃以上でした。
 札幌は、6日ぶりに30℃以上となり、
 函館、江差、倶知安、岩見沢も2連続の真夏日となりました。
 今夜も、気温が下がらず、蒸し暑さが続きそうです。

◆今夜の雨
 大気の不安定な状態が続き、所々で雨が降るでしょう。
 雷を伴い強く降るおそれもありますので、ご注意下さい。
 雨が降ると、窓を開けにくくなりますので、
 建物内に、熱や湿気がこもりそうです。
 屋内の熱中症に気を付けて下さい。

◆あす16日(水)の天気
 日中は、変わりやすい天気で、
 薄日が差したり、急に雨が降ったりを繰り返しそうです。
 道北やオホーツク海側は、局地的な大雨に注意が必要です。
 根室地方は、南風が強く、平均風速は10メートル前後です。
 太平洋の海は、うねりを伴いシケの状態が続きますので、
 船舶や港湾関係は気を付けて下さい。

◆あす16日(水)の気温
 朝から気温が高く、蒸し暑いでしょう。
 最高気温は、札幌30℃、函館31℃です。
 海沿いの地域も、高温となります。
 また湿度が高く60%以上の所がほとんどです。
 熱中症のリスクが高まりますので、
 屋外で作業される方は、
 こまめな水分補給と塩分摂取も心がけましょう。

◆今週後半の見通し
 夏の主役の大平高気圧が北に張り出し勢力が強まっています。
 北海道は、高気圧の縁辺流で、
 暖湿流が流れ込み、蒸し暑さが続くほか、
 雨雲の通り道にもなりそうです。
 今週後半は、毎日どこかで雨が降り、
 特に、18日(金)~19日(土)は、日本海側で大雨のおそれがあります。

◆札幌の10日間予報 16日(水)~25日(金)
 週末にかけて、雲が多く、毎日のように雨が降る時間がありそうです。
 洗濯物の外干しのチャンスも少なくなりますし、
 外出は、雨具を持ち歩いたほうが良いでしょう。
 日差しが少なくても、気温が高く、来週前半にかけて、30℃以上の真夏日が続くでしょう。
 記録的に暑い7月になりそうです。
 夜間も気温が下がらず、寝苦しさも続きますので、体調管理にご注意下さい。
 
◆全道の週間予報 16日(火)~22日(火)
 17日(木)は北見で35℃予報で、さらに暑さが厳しいでしょう。
 18日(金)から19日(土)にかけて、日本海側は大雨のおそれがありますので、
 防災情報に注意をして下さい。
 3連休は全道的にも高温が続き、
 海やプールで過ごしたくなりますが、水の事故には気を付けましょう。

北海道文化放送
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