8月で戦後80年となるのを前に戦争の悲惨さや平和の大切さについて理解してもらおうと7月13日、岡山市で被爆者と中高生の交流会が開かれました。

この会は、岡山県原爆被爆者会が今年初めて開催し、被爆者や県内の中高生など22人が参加しました。

被爆者を代表して広島県と長崎県で被爆した2人が当時の状況について語りました。
生徒たちは、被爆者の戦争の悲惨さについての話に真剣に耳を傾け、平和への思いを新たにしていました。

(参加した生徒は)
「被爆した人の痛い辛いという声が印象的だった」
「被爆者の声を核を持っている国に対して核の恐ろしさを伝えていくことが語り部活動を通してわれわれができることだと思う」

被爆者会は全国で被爆者手帳を持っている人が10万人を切り、戦争を体験した人が減少している中で若い世代との交流会を通して、戦争の記憶を伝承していきたいとしています。

岡山放送
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