地震などの災害が起きた場合に備え、被災者に寄り添った温かくおいしい食事を提供できるよう高校生が袋を使った炊き出しに挑戦しました。

この研修会は南海トラフの巨大地震など災害時に備え、炊き出しの知識や技術などを学んでもらおうと日本赤十字社・静岡県支部が毎年開いています。

13日は静岡県内各地から高校生およそ100人が参加し、包装食袋と呼ばれる耐熱性がある袋にホワイトソースなどの具材を入れるクリームパスタ作りに挑戦しました。

この包装食袋は最低限の飲料水だけで調理できるほか、個別に作ることでアレルギーにも対応できることから、高校生たちはその重要性を感じていました。

高校生「もし自分の名前を(袋に)書いたら、量を調節できたりとかアレルギーにも対応できる点はいい点だなと思いました」

高校生「予想以上においしくてこれが被災地で食べられたらすごくいいなって思いました」

高校生「とりあえず入れればできるから誰でも簡単にできそうだなって思いました」

日本赤十字社・静岡県支部は2026年以降もこうした炊き出し体験を続けていく予定です。

テレビ静岡
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