香南市の県立のいち動物公園で6月27日、約900グラムの大きさで誕生したマンドリルのメスの赤ちゃん。父親「リュウ」、母親「マンゴー」の3番目の子どもとして生まれました。現在、母親のおっぱいを飲んですくすくと成長しています。

マンドリルは西アフリカなどに生息するオナガザル科の動物で、森の中で群れで生活します。

母親のマンゴーは気になって仕方がないのか、片時も赤ちゃんを離しません。一方、父親のリュウはというと自分の毛づくろいに夢中のようですが、これは家族仲良く過ごしているということです。

静岡から訪れた人は「かわいくてびっくりしました。お母さんから全然離れなくて。いい時に来ました」と話していました。

県立のいち動物公園・山本瑞樹 飼育担当:
「両親が子どもとどう接していくかというのと、リンゴ(お姉ちゃん)ですね。リンゴが子育てを見ていって、リンゴと新しい子(赤ちゃん)の姉妹の様子なんかも日を追うごとに変わっていくと思いますので、ぜひ注目していただけたら」

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マンドリルの赤ちゃんは12日から一般公開され、名前については来園者の投票で選ぶということです。