熊本と中国・上海を結ぶ中國東方航空の定期便が11日就航し、多くの観光客を乗せた第1便が熊本空港に到着しました。

FNNは11日朝、上海の空港で第1便が出発する様子を独自入手。熊本空港での歓迎セレモニーと併せてたっぷりとお伝えします。

11日朝の中国・上海浦東国際空港です。
最初の熊本への便には多くの観光客が列を作っていました。

【第1便で熊本に向かう乗客】
「〈お勧め〉の投稿を見ました。直行便があると知って、熊本は九州の真ん中にあるので、いろいろ行きやすいかなと思った」
「熊本城、湯布院、阿蘇山に行きたい」

【第1便で熊本に向かう乗客】
「熊本ではとんかつが有名らしいので食べたい。それから流しそうめんですね。流しそうめんは他にもありますが、熊本のを食べてみたい」

空港ではセレモニーが行われ、中国でも大人気のくまモンが登場すると、観光客から歓声があがっていました。

そして、訪問先のインドネシアから駆け付けた熊本県の木村知事と大西熊本市長らが、テープカットならぬケーキカットをして就航を祝いました。

そして飛行機の中に移動すると…。なんと!機内はくまモン一色。機内のラッピングからヘッドレストカバー、座席のテーブルまで、あちこちにくまモンが描かれています。

そして午後2時過ぎ…。

【熊本 竜太影リポ】
「熊本と中国本土を結ぶ初の定期便が到着しました」

11日就航したのは熊本空港と上海浦東国際空港を結ぶ中國東方航空の定期便です。

火曜と金曜の週2便の運航ですが、8月19日までは水曜を含めた週3便、運航されます。

国際線到着口では、空港関係者やおもてなし武将隊などが記念品を配りながら乗客を歓迎し、記念セレモニーが行われました。

【木村 知事】
「これからこの上海とつながってより国際交流が深まっていく、そしてそれぞれが中国と日本とそれぞれの価値、〈お互いがウィンウィンになるいい関係ができる〉と確信している」

上海線の就航により、熊本空港の国際定期便は既に就航している韓国・台湾・香港線と合わせ6路線・週41便となり、アジアとの交流がさらに活発になることが期待されています。

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。