釧路港で初水揚げされたサンマが札幌市中央卸売市場で7月11日朝、競りにかけられ1キロあたり88万8888円と最高値となり、関係者を驚かせています。
早速、札幌市内の鮮魚コーナーに並んだサンマ。価格はなんと1匹9万9999円。
「大きくて立派なサンマが札幌にやってきました。いったいいくらの値がつくのでしょうか」(川瀬雄也記者)
11日午前5時50分から、札幌市中央区の札幌市中央卸売市場でサンマの競りが行われました。
「史上最高値がつきました。日本一高いサンマがこちらです」(川瀬記者)
1キロあたり88万8888円に。この時期の流し網漁によるサンマとしては、過去10年で最高値となりました。市場にはどよめきが。
競り落とした水産会社の担当者は「末広がりということでこの値段つけた」と話しています。
早速、札幌市手稲区のキテネ食品館で3匹が並びました。価格はなんと1匹9万9999円。
1匹5万円で販売…店頭に並んだ10匹がわずか20分で完売
この日、札幌市中央卸売市場で扱われたサンマは10日、釧路港で初水揚げされたものです。
道東沿岸で始まったサンマ漁の幕開けとなる流し網漁で、釧路港に約170キロが水揚げされました。流し網漁による水揚げは3年ぶりです。魚体は大きいもので175グラムと大ぶりでした。
釧路での初競りでついた値は1キロ25万円。2022年の6万3000円を大幅に更新し過去最高値となりました。
地元の鮮魚店では1匹5万円で売られ、店頭に並んだ10匹がわずか20分で完売しました。