7月11日、全国に先駆けて、札幌市に新しいスタイルのコンビニエンスストアが誕生する。北海道に徹底的にこだわったその店舗の秘密を探った。
北海道に特化したという「セブン-イレブン」新店舗へ―
「おじゃまします。広々としていますね。通路も広い感じがしますよ」

「一見、普通のセブンイレブンの品揃えに見えますけど、あれ、北海道を代表する銘菓も並んでいますね。赤いサイロもありますね。まるでデパ地下、もしくはお土産屋さんみたい」

「ここは道の駅でこういうコーナー見たことありますよ。ご当地の色々なカレーがありますよ。ブックスタンドのように並んでいます」

「そして調味料のコーナーをご覧ください。これは道の駅か?!デパ地下か?!というくらいの品揃えですね。地元の人も買いたいけど、いままでセブンイレブンで買えなかったような商品が結構そろっています」

「そして、スイカにメロンに桃にサクランボ」(いずれも石井雅子リポーター)

ライフスタイルの多様化を反映
こちらの店舗は、北海道独自の文化や習慣に基づいたニーズへ対応しており、とことん「北海道」にこだわっている。
少子化や女性の社会進出などでライフスタイルが多様化していることもあり、この南7条店は、全国に先駆けて「モデル店舗」として開発された。

「北海道は全国の中でも少子高齢化が進んでいるエリアです。多くのお客様が買い物に不自由にされている方が多かったり、東京のセブンイレブンとは違う商品、または地元の生産者や地元のメーカーと連携した商品をより多く取り揃える事が必要だと思い、この店舗を作りました」(セブン-イレブン・ジャパン 北海道ゾーン 幅崎哲央ゾーンマネジャー)

コンビニが地域の“暮らしのインフラ”としてどこまで進化できるのか。この新サービスがもたらす変化に注目だ。
