不祥事があってもカメラを入れての会見を拒否し続けてきた熊本県警。
水俣警察署の刑事・生活安全課に勤務する警部補の男（４８）が、不同意わいせつの疑いで１０日夕方、逮捕されたことを受け、午後７時半過ぎから会見を開きました。
今回はカメラを入れての会見となり、大島 誠吾 首席監察官が「警察官としてあるまじき行為であり、県民の信頼を裏切る結果となり、被害者の方をはじめ県民の皆様に深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と述べ、頭を下げました。
今後、事実関係を明らかにし、厳正に対処するとしました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは東 和彦 警部補で、６月２９日の午後１０時４０分ごろ、八代市内の路上で２０代の女性の尻を触るわいせつな行為をした疑いが持たれています。
調べに対し東 警部補は、「女性の体に手が触れたことは事実だが、わいせつなことはしていない」と容疑を否認しているということです。
