創業およそ30年の南阿蘇村の旅館が事業承継し、ことしリニューアルオープンしました。地元の食材を使った創作コース料理を目玉に新たなにぎわい創出を狙います。
阿蘇郡南阿蘇村の『白水温泉竹の倉山荘』。1997年に創業後、地元の人に長く愛された旅館でしたが後継者不足により天草でビジネスホテルを経営する企業が事業承継することになりことしリニューアルオープンしました。
【マネージャー亀本雅也さん】
「コンセプトはお食事・お酒・温泉ですね」部屋は和洋合わせて全部で19部屋ありすべてに露天風呂がついています。『美人の湯』といわれるアルカリ性のナトリウム炭酸水素塩泉で湯上がりはさっぱりと感じられるそうです。
【根子岳1人2万5500円(税込み)~(朝・夕食付)】
すべて離れのような造りになっていてそれぞれの部屋で内装が異なります。こちらの洋室は完全リニューアルしていてモダンな雰囲気を感じられます。
また、新たな旅館の目玉は完全リニューアルしたレストランです。『滞在型レストラン』をテーマに掲げ、これまでの和食とは異なり地元の食材を使った創作フレンチのコースを提供します。
【仲野香穂アナウンサー】
「いただきます。柔らかい。すごく歯切れがいいです。ちょっとピリ辛な中華のソースで、暑い季節にぴったりですね。おいしいです」
【シェフ上島一也さん】
「自分だったら何が食べたい、と考えたときに夏だったら中華食べたくなるなとか、これだけ多い皿数なのでその中にいろんな要素があっていいと思っていて、自分が食べたいものを出しています」料理は月替わりでシェフによると「今月はビールが飲みたくなるようなコース料理」だそうです。
【宿泊なし・料理のみ1人7700円(税込み)】
【マネージャー亀本雅也さん】
「レストランに長く滞在してもらって美味しい食事、お酒を楽しんでもらって、一緒に来られたお客さんと楽しく過ごしていただいた後、温泉で日頃の疲れを癒やしてもらいたい」
南阿蘇の新たな旅館としてにぎわい創出を狙います。