上天草市姫戸町で、鮮やかな赤い色のハッチョウトンボが飛び交っています。
ハッチョウトンボは体長2センチほどの、日本でもっとも小さな種類のトンボといわれ、天草地域では、姫戸町の白嶽森林公園にのみ生息しています。
ハッチョウトンボは環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されていて、捕獲が禁止されています。オスは鮮やかな赤い色、メスはトラのような縞模様が特徴です。
上天草市マイスターガイドの橋本英治さんは「去年は数が少なくて心配したが、今年は去年より20日ほど早く見られ、また、数も増えたので安心しました」と話していました。このハッチョウトンボは8月いっぱい見られそうです。