松山城城山の土砂崩れから12日で1年です。災害で亡くなった3人の自宅があった場所に10日野志市長が訪れ花を手向けました。

10日午後、去年7月に土砂崩れがあった松山市緑町に姿を見せた野志市長。災害で亡くなった親子3人の自宅があった場所に白い花束を手向けた後、15秒ほど静かに手を合わせました。

去年7月の松山城城山の土砂崩れでは、ふもとの緑町で親子3人が命を落としたほか、近くの家やマンションにも土砂が押し寄せ大きな被害が出ました。

10日は献花のあと、被災したマンションの住民と会話する場面も。

近くの住民・矢田共行さん(81):
「個人個人によくしてられると思います。感謝しています」

松山市・野志克仁市長:
「これまではご遺族の方に了承いただいて、墓前に行かせていただいて、複数回行っておりましたけど、1年ということで公務の調整もつきましたので、このタイミングで来させていただきました。3名の方、心から哀悼の意を表させていただきました。また現場に来させていただいて、一日でも早くこの工事を完了させたいという風に強く思った次第です」

市は今後、復旧工事を着実に進め早期の完成を目指すほか、災害への影響が指摘されている巨木の存在や、斜面に水が流れ込む経路などの調査にも、順次取りかかるとしています。

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テレビ愛媛
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