今が旬の味覚の話題。鶴岡市の小学校で、特産のメロンについて学ぶ出前授業が行われた。
この出前授業は、庄内砂丘で作られる特産のメロンについて理解を深めてもらおうと、鶴岡市とJAが毎年行っているもの。
10日は、朝暘第四小学校の3年生のクラスに生産者が訪れ、良いメロンを作るための苦労やポイントを説明した。
(メロン農家・佐藤祐二さん)
「暑いときにハウスの中に入って仕事をすることがとても大変。水管理とハウスの換気が良いメロンを作る重要なポイントとなっている」
そして給食では生産者が育てたメロンが提供され、子どもたちはおいしそうにほおばっていた。
水はけがよく、昼夜の寒暖差が大きい環境で育つため、甘みが強い「庄内砂丘メロン」。
2025年は春先の低温に悩まされたものの、甘み・収量ともに平年並み。
(児童)
「甘くておいしい。授業がすごくわかりやすくて、メロンのことをもっと知りたくなった」
「甘くてジューシーでとてもおいしい。メロンは作る工程が多く難しいと思った。作った人のことを考えて食べたい」
メロン給食は、7月中に市内の全ての小中学校で行われるという。