夏の高校野球県大会が開幕し、球児たちの熱い夏が始まった。開会式では40チームが堂々の行進を見せた。

10日、中山町で行われた開会式では、2024年優勝の鶴岡東を先頭に2つの合同チームを含めた43校40チームが行進した。

部員が少なく合同で戦うのは、北村山・谷地・上山明新館の3校連合。そして、長井工業と左沢の2校連合。
ユニフォームこそ違うが、息の合った堂々とした行進を見せていた。

2025年の選手宣誓は寒河江工業の安藤滉キャプテンが行った。

(寒河江工業・安藤滉主将)
「すべての人たちへの感謝を胸に全員主役で戦います。どんな場面でもあきらめず胸を張り、悔いの残らないようフェアプレーを心がけ正々堂々と戦うことを誓います」

開会式後の開幕戦は、北村山・谷地・上山明新館の3校連合と米沢東が対戦した。
4対4の同点で迎えた4回ウラ、米沢東の攻撃。
1アウト満塁のチャンス、4番鹿俣がサードへの鋭い当たり、これで1点を追加する。
さらにフォアボールでまたも満塁とすると、6番山村がセンター前へ、これが2点タイムリー。
このあとさらに2点を追加し、米沢東はこの回だけで5得点の猛攻だった。

米沢東が5回ウラにも4点を追加し、13対5の7回コールドで勝利。
2回戦進出を果たした。

夏の高校野球県大会、県代表が決まる決勝戦は7月26日の予定。

さくらんぼテレビ
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