レジオネラ属菌が検出されて中止となった大阪・関西万博の水上ショーについて、博覧会協会は安全が確保され、11日から再開すると発表しました。
【博覧会協会 高科淳副事務総長】「ウォータープラザの水質について、安全・安心が確保されたものと判断し、水上ショーを再開することを決定しました」
会場の南側に海水を溜めた「ウォータープラザ」では、毎日「水上ショー」が行われていましたが、簡易検査で基準値の20倍にあたるレジオネラ属菌が検出され、6月4日から中止となっていました。
一方で、博覧会協会は、別の手法で精密検査をしたところ、肺炎を引き起こす恐れのあるレジオネラ属菌はほぼ検出されなかったということです。
さらに、海水の循環量を増やすなど対策を講じ、安全性が確認されたことから「水上ショー」を11日から再開することにしました。
【博覧会協会 高科淳副事務総長】「夜が気持ちの良い季節になってきますので、そういう意味ではますまず多くの人に楽しんでいただけたらいいなと思います」
また、同じく利用が中止となっていた「静けさの森」の水場も、一部で利用を再開するということです。
(関西テレビ「newsランナー」2025年7月10日放送)