福岡県北九州市の関門海峡ミュージアムに設置されている国内で唯一の防災体験施設の利用招待券が、市内の中学1年生全員に贈られました。
この招待券は、災害現場の海洋調査などを行う「コスモ海洋」と、門司港レトロ地区で観光施設の指定管理などを行う共同事業体から、北九州市の太田教育長へ渡されました。
関門海峡ミュージアムに去年から常設されている防災体験施設では、大雨による洪水と、地震による液状化現象の複合災害が発生した道路を再現することができ、土砂に足がはまる怖さなどを身をもって学ぶことができます。
◆門司港共創PT共同事業体 二宮佳範 代表
「地域の子供たちが(防災)意識を高めることが、地域の未来を守っていく礎になると考えている」
寄贈された招待券は市内の全ての中学1年生約8000人分で、各学校を通じて生徒たちに配られるということです。