熱戦が夏の高校野球。7月5日に開幕した第107回全国高校野球選手権長野大会は9日までに1・2回戦が終わり、参加全71チームが初戦を終えた。第1シードの古豪・長野商業や連覇を目指す長野日大、強豪・上田西などの有力校は順当に勝ち進んだ。7月12日、13日に3回戦が行われベスト16が出そろう予定。

【Aブロック】

2025年春の県王者で、北信越大会準優勝の第1シード・長野商業は苦しみながら初戦を突破。42年ぶりの夏の甲子園へ前進した。

2024年秋の県大会を制した松本第一、3年ぶりの優勝を狙う佐久長聖の強豪私立はともにコールドで発進。

2023年大会ベスト4の日本ウェルネス長野は初戦で涙をのんだ。

Aブロック
Aブロック
この記事の画像(9枚)

(2回戦)

長野商業8-5松本県ケ丘

須坂創成1-11松本第一

佐久長聖26-0中野立志館

日本ウェルネス長野4-6諏訪実業

【Bブロック】

前回準優勝の第8シード・長野俊英は岡谷南をコールドで下し好発進。

伊那北や上田染谷丘など実力ある公立高校も3回戦に駒を進めた。

Bブロック
Bブロック

(1回戦)

須坂0-7伊那北

(2回戦)

下諏訪向陽2-5上田染谷丘

伊那北6-1塩尻志学館

高遠10-1野沢南

岡谷南0-8長野俊英

【Cブロック】

前回47年ぶりにベスト4入りした第5シード・赤穂が、2019年優勝校の飯山の前に初戦敗退。

2019年準優勝の伊那弥生ヶ丘は5年ぶりに初戦を突破。

2025年春の県大会に出場した上田東はコールド勝ちで実力を示した。

Cブロック
Cブロック

(2回戦)

赤穂6-7飯山

長野西6-1岡谷工業

長野吉田1-6伊那弥生ヶ丘

上田東12-2南安曇農業

【Dブロック】

第4シード・上田西がコールド勝ちで初戦突破。前回は初戦敗退も、2年ぶりの甲子園へ順調なスタートを見せた。

好捕手を擁する諏訪清陵は野沢北を逆転で下した。

Dブロック
Dブロック

(2回戦)

諏訪清陵11-2野沢北

松本蟻ケ崎6-3東北信連合(北部・松代・蓼科・軽井沢・小海)

大町岳陽13-9南信連合(富士見・茅野・箕輪進修)

長野南0-11上田西

【Eブロック】

開幕試合に登場したノーシードの松商学園は投打がかみ合い、3回戦に進出。

第3シード・東京都市大学塩尻はコールド勝利で上田を下した。

昨秋県ベスト8の伝統校・長野は左腕エースが好投を見せ2年ぶりに初戦を突破。

Eブロック
Eブロック

(1回戦)

地球環境0-6松商学園

長野工業高専0-17飯田OIDE長姫

(2回戦)

東京都市大学塩尻10-3上田

佐久平総合技術2-8長野

中野西6-2上伊那農業

松商学園3-0飯田OIDE長姫

【Fブロック】

連覇が懸かる第6シード・長野日大は、甲子園経験者がチームを引っ張りコールド発進。

昨夏ベスト4の小諸商業は公立の実力校・篠ノ井、松本深志を立て続けに下し、3回戦に駒を進めた。

2003年優勝の長野工業もコールドで初戦突破。

Fブロック
Fブロック

(1回戦)

松川0-14松本深志

小諸商業8-4篠ノ井

(2回戦)

下伊那農業0-7長野工業

飯田4-3木曽青峰

阿智2-12長野日本大学

松本深志3-7小諸商業

【Gブロック】

29年ぶりの優勝を目指す第7シード・東海大諏訪が投打に安定感を見せ、2010年優勝の松本工業に勝利。

屋代は2戦連続二けた得点でコールド勝ちと波に乗る。

中信連合も打線がつながり初戦突破。

Gブロック
Gブロック

(1回戦)

諏訪二葉9-8小諸

豊科3-16屋代

(2回戦)

東海大学付属諏訪9-3松本工業

下高井農林0-13中信連合(田川・梓川・明科・穂高商・池田工・蘇南)

長野東3-2飯田風越

諏訪二葉5-13屋代

【Hブロック】

昨秋、今春の県大会で準優勝の第2シード・松本国際が伝統校・丸子修学館を下し、21年ぶりの甲子園へ好発進。

松本美須々ケ丘や岩村田など実力校も3回戦に進出した。

Hブロック
Hブロック

(2回戦)

松本美須々ケ丘8-1辰野

岩村田4-2更級農業

駒ケ根工業7-2上田千曲

丸子修学館0-10松本国際

大会は7月12日、13日に3回戦が行われベスト16が出そろう予定。予定通り日程が消化すれば、決勝戦は7月26日にセキスイハイム松本スタジアムで行われる。

(長野放送)

長野放送
長野放送

長野の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。