九州を代表する伝統工芸品「久留米絣(くるめかすり)」の大規模な展示・販売会が福岡市で始まり、初日から多くの人で賑わっています。

福岡市の大丸福岡天神店で9日から始まった「久留米絣大博覧会」は今年で3回目で、織元と問屋あわせて19社が出店しています。

博多祇園山笠では長法被にも使われている「久留米絣」。

最大の特徴は、糸に直接、柄を織り込むことで出来る独特の「かすれ模様」で、国の重要無形文化財にも指定されています。

会場には、その機能性とデザイン性が再注目されている「もんぺ」や現代風にアレンジされた「羽織」など日常で使えるアイテムが数多く並び、訪れた人たちはじっくりと選んでいました。

◆買い物客
「着てみて涼しそうだったし、この夏いいかなと思って」
「デザインの多さとかイメージが全然違って面白かったです」

このイベントは、大丸福岡天神店で7月15日まで開かれています。

テレビ西日本
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