大分市の入札で非公表の予定価格を業者に伝えて落札させたとして6月、起訴された前市議の男が別の業者にも同様に予定価格を伝え落札させていたとして8日、追起訴されました。
公契約関係競売入札妨害の罪で追起訴されたのは当時、市議会議員だった山本卓矢被告45歳です。
また、山本被告と共謀したとして大分市の造園業「新名緑化」の社長・新名公明被告58歳も同じ罪で起訴されています。
起訴状などによりますと山本被告は、2024年4月大分市の指名競争入札で、市の職員から聞き出した非公表の予定価格3件を新名被告に教え、このうち1件を落札させたとされています。
山本被告は、2024年5月の入札でも予定価格を別の造園業者に伝え、落札させたとして6月、起訴されていました。