東広島市に江戸時代から続く祭りが開かれるのを前に、新たな担い手も交えた練習会が開かれました。
6日、広島大学のキャンパスで開かれたのは、東広島市安芸津町に江戸時代から続く「三津祇園祭」の練習会です。
高齢化などで大名行列の担い手が不足していることを知った広島大学の片桐萌絵さんが去年に続きSNSなどで参加者を呼びかけ今年も、県の内外から大学生や社会人、31人が集まりました。
参加者は地元保存会の指導を受けながら、槍の投げ渡しなどを熱心に練習していました。
【初参加の大学生】
「初参加の祭りなので、すごい緊張したんですけど、やってみるとすごい温かく指導してくださってすごい楽しかったです」
「元気でエネルギッシュな槍子隊が出来たらなと思います」
【広島大学 総合科学部3年・片桐萌絵さん】
「ことしは去年よりパワーアップさせて皆さんが楽しんでもらえるお祭りになったらいいなと思っています。安芸津の美しい風景と槍子の大名行列がマッチしたところが本当に美しいのでぜひ見に来ていただけたらと思います」
「三津祇園祭」の大名行列は今月13日にJR安芸津駅周辺で行われます。