東北大学が8月、大阪・関西万博に出展する目の健康に関する「未来の診療所」が、せんだいメディアテークで公開されています。
東北大学が開発した「アイコンタクト 未来の診療所」です。
目の見え方や感度から健康状態が分かるという展示で、企業との研究成果をもとに開発されました。
視力や生活習慣に関する質問に答えると、画面に「目玉」の形をした自分の分身「アバター」が現れます。近視や乱視など、自分の眼の状態を表しているそうです。
アバターは目薬をすると復活したり、緑内障を発症すると視野が狭くなったりと、バーチャル空間の中で目に起こる出来事を分かりやすく学ぶことができます。
体験した人
「目薬はほどほどに、エアコンは毎日ずっとかけてるので、エアコンも気をつけようと思った」
「メカニズムや図柄が素人にも分かるような説明で大変勉強になった」
東北大学産学連携機構 山田哲也学術研究員
「主体的に自分の健康に関われる場所になるのではないかという希望を込めて作った」
「未来の診療所」はせんだいメディアテークで7月8日まで展示され、8月14日から大阪・関西万博に出展されます。