大阪・羽曳野市で5月、道路に張られたロープが原因で自転車の男性が転倒。約1カ月後、松見優希容疑者(23)が殺人未遂容疑で逮捕された。容疑者は意図的に道路にロープを張り、被害者が転倒する様子を見ていたが、殺意は否認している。
ロープで転倒させ殺害しようとしたか
5月、大阪・羽曳野市の住宅街でカメラが捉えたのは、走ってきた自転車が、突然転倒する瞬間。

乗っていた男性が地面に叩きつけられた。男性は「痛っ!え?何これ?」と、自分の乗っていた自転車を驚いた様子で見返している。
道路をよく見ると、まるで罠のようにロープが張られていたのだ。約1カ月後の4日午後1時頃、大阪・羽曳野署でアルバイトの松見優希容疑者(23)を殺人未遂の疑いなどで逮捕した。

路上にロープを張り、自転車で通りがかった男子大学生(20)を転倒させ、殺害しようとした疑いなどが持たれている。
松見容疑者は、現場そばの駐車場入口に張られていたロープの片側を取り外し、道路反対側のフェンスに取り付けて、被害者が引っかかるのを見ていたという。
男は現場で転倒する様子を見ていた
自転車の男性が転倒する約1分前の映像には、松見容疑者が手前のフェンスで何やら作業をしており、道路をふさぐようにロープが張られる様子が映っていた。

その後、松見容疑者は、男性が転倒する様子を見ていたという。調べに対し、松見容疑者は「殺意の認識はしていませんでした」などと容疑を否認。
2人に面識はなく、警察は通り魔的な事件とみて捜査を進めている。
(「イット!」7月7日放送より)
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