プレスリリース配信元:RnI
株式会社リサーチ・アンド・イノベーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:中岡邦伸、以下「RnI」)は、運営する「レシートがお金に変わるアプリCODE(コード)」(https://code.r-n-i.jp/)で収集している購買データと口コミデータから、令和の米騒動として話題の「政府備蓄米」について分析を行いました。
・止まらない米価格の高騰、昨年の2倍の価格に!
「最近、米がまた高くなった気がする」、-そんな実感を抱いている方も多いのではないでしょうか。実際にどれほど米の価格が変動したのかを検証するため、昨年(2024年6月)と今年(2025年5月)における米の平均購入単価を比較しました。
Data:買いログView 2024年6月及び2025年5月の平均購入単価
その結果、米の平均購入単価はこの1年間で約2倍に上昇していることが分かりました。確かに、徐々に値上がりは感じていたものの、「2倍」という数字に家計への負担の大きさを改めて実感します。
政府は、米の価格高騰を受けて「政府備蓄米」の放出を段階的に進めていますが、一方で、「値段が下がった実感がない」と感じている生活者は多く、体感とのギャップがあることが示唆されます。
そこで、米価格が上昇し始めた2024年6月から、政府備蓄米2025年6月まで約1年間の購買データをもとに、政府備蓄米の放出が家庭用米(5kg)の市場価格に与えた影響を検証しました。
Data:買いログデータ 2024年6月~2025年6月の平均購入単価
分析の結果、政府備蓄米の放出後も米の価格上昇はすぐには収まらず、3度目の放出以降にようやく下落の兆しが見られました。それでも依然として現在の米価格は、昨年と比べても依然高い水準にあり、家計への影響は続いていると考えられます。
・政府備蓄米が放出!実際の味は??
さて、普段は食べることのない「政府備蓄米」の味はどのようなものなのでしょうか。メディアでは、放出された政府備蓄米の味や品質について数多く取り上げられました。しかし、その内容は「黄ばんでいる」「パサパサしている」「美味しくない」などのネガティブな意見が目立ち、その印象が先行してしまったように感じられます。では、実際に食べた人の声はどうだったのでしょうか?CODEに投稿された政府備蓄米の口コミをもとに、実際の生活者がどのように味や品質を受け止めたのかを分析してみました。
厳しい意見
などメディア報道と同様に厳しい評価も一部には見られました。一方で、下記のような好意的な意見も多く見られました。
好意的な意見
このようなポジティブな意見も多く、実際に食べた人の中には好意的に受け止めている層が一定数いることがわかります。CODEユーザーにおける商品購入者の評価点数(5点満点)を確認すると、政府備蓄米を除いた一般銘柄米の4.19点に対し、政府備蓄米は4.14点でした。そのため、政府備蓄米だからと言って一般銘柄米に大きく劣るということはなさそうです。
・まとめ
以上の分析から、政府備蓄米は実際の購入者から一定の評価を得られていることが分かりました。しかしながら、米の平均単価が下がっていないことを示すように、政府備蓄米を買えた人はまだまだ少ないようです。そのため、"頼れる選択肢"になる以前に、身近に買える機会がないということが課題となっていると思われます。
弊社では、政府備蓄米を消費者がどのように受け止めているのかを、更に詳しく把握するため、第二弾の調査を予定しています。実際に政府備蓄米を購入したCODEユーザーへのアンケートや、弊社社員に対する事前情報を伏せた試食評価(ブラインドテスト)を通じて、味の印象や評価の実態に迫る予定です。「実際の味」はどう受け止められるのか? 続報にご期待ください。
CODEの購買データや口コミはこちらの「買いログView」で見ることができます
買いログViewは、CODEアプリで取得した購買ならびに口コミなどのビッグデータを、閲覧・分析・活用できる”消費者と企業を購買データでつなぐツール「買いログView」”を企業向けに提供しています。
買いログVIew:https://r-n-i.jp/service/code/kailog-view/
CODE(コード)とは
CODE(コード)は、レシートとバーコードを読み取ることでポイントが貯まり、家計簿も自動で管理できる一石二鳥の”ポイ活アプリ”です。
獲得したポイントは提携ポイント化または現金化も可能です。
登録されたレシートや商品評価、アンケート結果などのビックデータは、企業のマーケティング支援にも活用されています。なおCODEは特許技術(特許第5980448号・第6425297号ほか)も取得しています。現在、累計ダウンロード数は650万を超え、月間の商品登録数は4000万件、口コミ・評価の累計は1.1億件以上に登ります。特に20~40代の女性に支持され、消費者と企業をつなぐ新たな購買データプラットフォームとして注目を集めています。
<CODE紹介サイト> https://code.r-n-i.jp/
<CODE iOS版> https://apps.apple.com/jp/app/id879385562
<CODE Android版> https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.r_n_i.code.point.app
<リサーチ・アンド・イノベーションについて>
商号 : 株式会社リサーチ・アンド・イノベーション
代表者 : 代表取締役社長 中岡 邦伸
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂3-11-3 赤坂中川ビル5階
設立 : 2011年4月15日
事業内容: 買い物データ収集事業、調査事業、広告事業、販促事業、及び各種情報提供サービス
資本金 : 1,000万円
URL : https://r-n-i.jp/
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