犯罪手口の変化や警察施設の老朽化などに対応するため、広島県警は、施設の再編や人員配置の見直しを盛り込んだ機能強化の方針を公表しました。
県警の機能強化案は、先月の県議会警察・商工労働委員会で示されました。
県警によりますと、県内には現在26の警察署と154の交番、駐在所が140カ所ありますが、そのうち半数以上が耐用年数を経過しています。
また、SNSを使ったいわゆるロマンス詐欺の急増や匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」の台頭など、治安情勢が変化しているといいます。
このような状況をうけ県警は、警察施設の再編や人員配置の最適化を行う機能強化の方針を取りまとめました。
具体的な内容はこれから検討するとして、今月29日までパブリックコメントで県民の意見を募っています。