7月6日までの期日前投票の状況は、前回(3年前)と比べ約2500人多い有権者が投票を済ませている。また、FNNが7月5日・6日に全国で世論調査を行った結果をもとに、山形選挙区の序盤の情勢をみていく。

3年前の参院選より出足好調な期日前投票
県選挙区には、次の5人が立候補者している。
無所属の現職・芳賀道也氏(67)
参政党の新人・佐藤友昭氏(52)
自民党の新人・大内理加氏(62)
共産党の新人・三井寺修氏(45)
政治団体・NHK党の新人・大貫学氏(67)

県選挙管理委員会によると、公示日翌日の7月4日~6日までの3日間に投票を済ませた県内の有権者は、2万808人だった。
これは前回3年前の参院選と比べ2524人多く、1.138倍に増えている。
参院選の期日前投票は、一部を除き投票日前日の7月19日まで受け付けている。

石破内閣の支持率は低下
FNNが6日までの2日間に行った調査には、県内の有権者500人あまりが回答した。
<石破内閣の支持率>
支持する 27.2%
支持しない 51.9%
どちらとも言えない・わからない 20.9%

2024年の衆院選と比べると「支持する」は5ポイント下がり、「支持しない」は20ポイント以上大幅に上がっている。
県選挙区は現職芳賀氏リード・自民大内氏が追う
1つの議席を5人の候補者が争う県選挙区の情勢は…
無所属の現職・芳賀道也氏がリードし、自民党の新人・大内理加氏が追う展開。
参政党の新人・佐藤友昭氏が2人を追いかけている。
共産党の新人・三井寺修氏は支持の広がりに欠き、政治団体NHK党の新人・大貫学氏は独自の戦い。

芳賀氏は「国民」支持層の7割以上・「立憲」支持層の9割近くを固めている。
大内氏は「自民」支持層の7割近く・「公明」支持層の6割以上を固めている。

佐藤氏は「参政」支持層の9割以上を固めている。
三井寺氏は「共産」支持層の4割近くに浸透し、大貫氏は浸透していない。

なお全体の1割近くが「投票先を決めていない・わからない」と回答していて、今後情勢が変わる可能性がある。
(さくらんぼテレビ)