サッカーJ2・モンテディオ山形は6日、横内新監督の2試合目・アウェイで愛媛との対戦だった。速攻がさえわたり終始試合をリードし、新体制での初勝利を挙げた。
前節のホーム戦、横内新体制の船出は黒星でスタート。
早く再スタートの白星がほしい山形は前半16分、カウンターから一気に攻めあがると相手の陣形が整う前に川井がクロス。
これをディサロがダイレクトで合わせ、チームトップの今シーズン7ゴール目、山形が先制する。
1点リードで迎えた後半28分、中村の鋭いスルーパスにここもディサロが反応。
間髪入れずに右足を振り抜き、この日2点目となる今シーズン8ゴール目、リードを2点に広げる。
さらに後半37分にはコーナーキックの流れから西村が頭で決めて3点目。
試合を決定づける。
しかし後半アディショナルタイム、愛媛のカウンターを止めに行った西村がファウルで一発退場となり、与えたフリーキックから試合終了間際に失点。
無失点で締められない宿題は残ったが、横内監督体制で仕切り直しの初勝利。
(横内監督)
「率直にうれしい。ただ最後に失点したのは全然満足していない。そういう甘さが最後に出てしまったと思っている」