令和7年7月7日、『7並び』です。幸せを願って婚姻届を提出するカップルや記念切符を求める鉄道ファンなど県内各地で『7』にちなんだ動きが見られました。

【中原理菜キャスターリポート】
「熊本市役所には、婚姻届を提出するカップルが次々と訪れています」

【婚姻届を出したカップル】
「ラッキーナンバーなので幸せになれると思って」「交際を始めたのが1年前の7月7日で、ちょうど1年というのもあるし、7が揃って縁起がいいというのもあって
この日に決めた」

熊本市は、『7並び』の7日は届け出数が増えるとみて、窓口対応の職員と、書類に間違いがないか審査する職員を分け態勢を強化して対応しました。

【熊本市中央区役所区民課 後藤忍 戸籍主幹】
「7が三つということで時間外窓口にも届けが出ている」

中央区では、通常は多い日でも20組から30組ということですが、7日は午後4時までに83組が婚姻届を提出したということです。また、熊本市の福田病院には、
7日生まれた赤ちゃんが。お母さんに抱かれて幸せそうな表情を浮かべていました。

【令和7年7月7日に出産 栃木里紗さん】
「777の日に生まれたので、運を味方にできるようなラッキーな女の子に…幸せになってほしい」
一方、芦北町の肥薩おれんじ鉄道佐敷駅には20人を超える長い列が。お目当ては、7日発売された『令和7年7月7日7.7キロ記念』と印字された切符。
区間距離が7.7キロの、芦北町のたのうら御立岬公園駅と佐敷駅間、鹿児島県薩摩川内市の西方駅と草道駅間の切符2枚が台紙に収められています。
【切符を買った人】
「験を担いで来た。家宝にします」「おめでたい切符ですから、おれんじ鉄道も長く走り続けてほしい」

様々な『7並び』が見られた県内。来年は令和8年8月8日、末広がりの『8並び』が待っています。

テレビ熊本
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