令和7年7月7日は「ラッキーセブン」が3つも並んだ「七尽くしの日」です。縁起の良さにあやかろうと、東海地方でも婚姻届の提出が相次ぐなどの現象がみられました。

■とことん「7」にこだわって…記念乗車券に行列も
2025年7月7日は、清須市誕生20周年のメモリアルデーです。市役所では、あの鳥山明さんが生前手掛けたというデザインを施した、ピンクや緑色など「7色」のポロシャツを着て職員が業務にあたっていました。

清須市企画政策課の神野満裕課長:
「令和7年7月7日という、偶然が生んだ記念すべき日に20周年を迎えられて、非常にうれしく思っております」
令和7年7月7日の「七尽くし」の日に、ナナちゃん人形がある名鉄百貨店では、開店前からお客さんの列ができていました。お目当ては、ナナちゃんとコラボした、名鉄の「7・7・7記念乗車券」です。

過去に活躍した7000系や7700系などの車両も描かれていて、価格は770円、777枚限定での販売と徹底的に「7」にこだわりました。
購入した客:
「令和7年7月7日は今回しかないことじゃないですか。人生に一度あるかないかと思って、欲しいなと思いました」
名鉄では、平成7年7月7日にも「7尽くし」の記念切符を販売。当時は用意していた7000セットがあっという間に完売したそうです。
■777で「縁起がいい」婚姻届は普段の10倍以上!?
愛知県半田市では、7月7日に婚姻届けを提出したカップル限定で、プロのカメラマンによる記念撮影会が行われ、アツアツの二人が幸せな表情をカメラに向けていました。

半田市の夫婦:
「令和7年7月7日なので、めちゃくちゃ激アツかなと。こんななかなかない日に出せてよかった」
知立市の夫婦:
「777だったので縁起がいいかなと思って。思い出になりました」
半田市によりますと、7月7日などの“ゾロ目”の日は、普段よりも婚姻届けの提出が多いということですが、「7」が3つも並ぶラッキーデイということで、通常の平日の10倍以上ものカップルが訪れているそうです。
ちなみに半田市では、婚姻届を提出したカップルに「味ぽん」やエコバッグなどのお祝い品を贈る事業を展開していて、実はその数も「7品」です。

この日は「七夕」ということで、幸せな新婚生活への願いを込め、短冊を飾っていました。
半田市企画部企画課の担当者:
「今日という特別な日に、半田市で婚姻届けを出していただいたので、幸せな新婚生活を送ってほしいと思います」