今年の「土用の丑の日」は7月19日。愛媛県鬼北町では、古くから伝わる漁法で天然ウナギを獲る「ジゴク漁」が始まっています。
高田光一さん:
「獲ったぞぉ~!」
仕掛けの箱から出てきたのは、黄色く脂の乗った腹が特徴の天然ウナギです。鬼北町出目の高田光一さん(73)は、広見川の支流・奈良川で「ジゴク」と呼ばれる木製の箱のワナを使う伝統的なウナギ漁をしています。
4日は、2日前に仕掛けていた10本の手製の「ジゴク」を川から次々と引き揚げました。
「ジゴク」は中に弁がついていて、エサのミミズに誘われたウナギが一度入ると出られなくなる仕組み。高田さんが慣れた手つきでフタを開けると、40~60センチほどに育った天然ウナギが4匹入っていました。
高田さん:
「暑いけん、天然ウナギを食べて元気になってや!」
獲れた天然ウナギは宇和島市内の飲食店と取引きされていて、鬼北伝統のジゴク漁は9月末まで続きます。
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