前節、磐田に勝利しJ1自動昇格圏内の2位につける仙台は7月5日、ホームで17位の富山と対戦。
勝てば、首位浮上の可能性がある試合に今シーズン最多となる約18000人のサポーターが駆けつけました。

声援に答えたい仙台でしたが前半22分。セットプレーから先制を許してしまいます。
その後は1点を死守するため自陣を固める富山の守備に対し思うような攻撃ができず1点ビハインドで前半を折り返します。

後半は、開始早々から猛攻を仕掛ける仙台。
セットプレーからチャンスを演出しますが得点とはなりません。

その後も、サイドから起点を作り相手ゴールに襲い掛かりますが富山の守備を崩すことが出来なかった仙台。
試合を通して富山の5倍以上となる17本のシュートを放ちながらも決め手を欠き下位相手に7試合ぶりの黒星を喫しました。

森山佳郎監督
「とてつもないエネルギーで応援して頂いて、それに応えられない悔しさ。本当に残念ですが、その分この声援をまたエネルギーにして、次の試合は絶対勝ちたい。」

今節は上位陣が軒並み敗れたため仙台の順位は変わらず2位です。

そしてベガルタは6日、昨シーズン途中に加入したディフェンダーの實藤友紀選手が、富山に完全移籍することを発表しました。
實藤選手は、「短い期間でしたがベガルタ仙台の一員として戦えたことを誇りに思います」とコメントしています。

仙台放送
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