社会人ラグビーのトップリーグのチームに所属する選手がこのほど島根県庁を訪れ、競技人口の拡大や選手育成などについて丸山知事と意見を交わしました。
島根県庁を訪れたのは、社会人ラグビートップリーグの「リーグワン」に所属する「埼玉パナソニックワイルドナイツ」の山沢拓也選手と弟の京平選手です。
チームを運営するパナソニックグループの「山陰パナソニック」が地域貢献の一環として7月4日に松江市で開いた、小学生から大学生対象のラグビー教室の前に丸山知事と面会し、競技人口の拡大などについて意見を交わしました。
埼玉パナソニックワイルドナイツ・山沢拓也選手:
スキルも教えられればと思うが、それ以上に一緒にするラグビーを楽しんでもらえたら良い。
埼玉パナソニックワイルドナイツ・山沢京平選手:
プレーの面では、特にキックやパスを少しでも良い方向に持っていけるように教えたい。
島根県内のラグビーの競技人口は約160人で、以前は5つの高校にあったラグビー部が現在はわずか1校になるなど、減少傾向が続いているということで、県のラグビー協会は、こうしたトップ選手と触れる機会によって2030年の『島根かみあり国スポ』に向けて競技のすそ野を広げ、さらに競技力の向上につながればと期待しています。