TSMCが菊陽町に計画する第2工場についてアメリカの一部メディアが「アメリカで資金を投入するため建設を延期する方針」と報じたことを受けて、TSMCは「アメリカでの投資計画は他の地域に影響を与えない」とコメントしました。
台湾の半導体製造大手・TSMCは、菊陽町に第2工場の建設を計画していて、当初、『ことし3月まで』としていた着工時期を、『年内』と変更しています。
一方で、TSMCのシーシー・ウェイ会長兼CEOはアメリカのトランプ大統領と
会見を開き、アメリカで新たに1000億ドル、日本円で約15兆円の投資を行うと発表しています。
4日、アメリカの一部メディアが、「アメリカで資金を投入するため、第2工場の建設を延期する方針」と報道。
これを受けてTSMCは「市場の噂にはコメントしない」とした上で、「アメリカでの投資計画は他の地域に影響を与えない」と発表しました。
また、木村知事も「年内着工のスケジュールに変更はないと聞いている。引き続き、建設に向けて支援を行う」とコメントしました。