伊東市の田久保眞紀 市長が市の広報誌になどに大学卒業と記載しながら、実際には除籍されていたことが明らかになった問題で、週明けにも市民が公職選挙法違反の疑いで刑事告発することがわかりました。

伊東市の田久保眞紀 市長をめぐっては市が発行した最新の広報誌に「東洋大学法学部卒業」と記されていますが、市長は7月2日に記者会見を開き、実際には除籍されていたことを明らかにし、市議会では強い調査権限のある百条委員会の設置議案と市長に対する辞職勧告決議案が提出されることになっています。

こうした中、同市の市民が週明けにも公職選挙法違反の疑いで刑事告発する方針を固めたことがわかりました。

田久保市長は2日の会見で「私自身が大学を卒業しているという経歴は選挙中も自ら公表していないので、弁護士と確認したところ公職選挙法上は問題ない」と話し、同席した代理人弁護士も「学歴を重視せず選挙に出ていて、大学卒業を自らは公表していないので公職選挙法違反の構成要件に当てはまらない」と述べています。

テレビ静岡
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