三重県の東名阪自動車道で6月、トラックが横転し、大量の鉄骨が道路に散乱する事故が発生した。現場に居合わせた撮影者は行く手を鉄骨に阻まれ、間一髪で衝突を回避。事故の影響で道路は長時間通行止めとなり、大きな混乱が発生したという。なお、トラックの運転手は軽いけがを負っている。
トラックの横転事故が発生…鉄骨が道を塞ぐ
三重県の東名阪自動車道で6月28日午前7時半頃、走行中のドライバーが目にしたのは衝撃的な光景だった。

飛び出て行く手を塞いでいたのは大量の鉄骨だった。この直前、対向車線にトラックの屋根が見えていた。トラックはまもなく横転し、車体は真っ逆さまに着地していた。
トラックは中央分離帯に衝突する事故を起こしたとみられる。事故の衝撃で積んでいた鉄骨は道路に散乱していた。
あわや衝突…撮影者は間一髪で衝突回避
居合わせた撮影者は「パイプがガチャガチャっていうような感じの音がした。こっちに飛んでフロントガラス突き破ってくるんじゃないかっていう恐怖はありましたよね」と話した。

後ろのカメラには、散乱する鉄骨とともに横転したトラックから煙が吹き出る様子が撮影されていた。
撮影者によると、トラックの運転手は窓から這い出ていたという。警察によると、トラックを運転していた男性が軽いケガを負っている。また、この事故の影響で東名阪自動車道上り線の一部区間で通行止めが3時間半ほど発生したという。
事故を振り返り撮影者は「前のトラックの前に出てたらこっちが直撃してたし、運が良かったというか間一髪ですね」と話している。
(「イット!」 7月3日放送より)
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