全日空は創立75周年を機に、全ての職種の制服を刷新します。
全日空・井上慎一社長:
(コロナが明け)おかげさまで元気なANAが戻ってまいりました!
2027年、創立75周年を迎える全日空が制服をリニューアル。
3日、東京都内でそのデザイナーが発表されました。
リニューアルする制服は運航・接遇・機能系の3つの部門ごとに担当デザイナーやブランドを設定。
パイロットが着用する運航部門を担当するのは、数多くの企業制服や皇室の衣装なども手掛けるNAOKI TAKIZAWA DESIGNの滝沢直己さん。
客室乗務員やグランドスタッフが着用する接遇部門は、ミラノを拠点に活躍するSETCHUの桑田悟史さん。
そして整備士や貨物係員など機能系部門は、スポーツ用品メーカーのadidas(アディダス ジャパン)が手掛けます。
アディダス ジャパン・萩尾孝平代表:
(全日空の社員は)毎日安全な運航のために、どんな過酷な環境であっても常に最高のパフォーマンスが求められているなと。私たちと一緒に作るこのユニホームが、ANAさまのパフォーマンスの発揮、そういったものの助けになれば。
全日空が全職種の制服を一度にリニューアルするのは今回が初めてで、整備士は何と39年ぶり。
そこには、コロナ禍を超え再生へ向かい立ち上がる全社員を後押ししたい、そんな成長への願いを込めたといいます。
全日空・井上慎一社長:
新制服を着用する社員が誇りを持ってさらなる高みを目指していく力。この力を与えていただけるものと確信している。日本、そして世界中のお客さまに愛され、未来の航空業界を志す若者にも夢を届ける、そんな素晴らしい制服を作り上げてまいりたい。
新しい制服の制作には現場の社員も参加し、お披露目は2027年12月を予定しています。