昨年度、アメリカの名門スタンフォード大学のオンライン講座を受け、優秀な成績を収めた県立水俣高校の生徒たちが木村知事を表敬訪問しました。
木村知事は生徒たちに「世界に羽ばたく人材になってほしい」とエールを送りました。
【水俣高校3年 小畑百華さん】
(英語でスピーチ)「様々な国で経験を積み、『どうしたらより良い世界を築けるか』について考えたい」
【熊本県立大学 英語米文学科 1年 塚本紅音さん】
(英語でスピーチ)「(スタンフォード大学への)旅を通してもっと世界について知り、様々な異なる国の人たちと対話したいと思った」
先月20日、木村知事の前で英語でスピーチした2人。
県立水俣高校3年の小畑百華さんと、この春、水俣高校を卒業し現在熊本県立大学1年の塚本紅音さんです。
2人は、グローバルな人材の育成を図ろうと、水俣市が昨年度、初めて実施したスタンフォード大学のオンライン講座、『Stanford e-Minamata』に参加しました。
この講座では環境問題や日米関係をテーマに11回の講義が英語で行われ、2人は優秀な成績を収め今年4月、スタンフォード大学で表彰されました。
2人から今後の目標などについて英語で報告を受けた木村知事は、「この経験をきっかけに世界に羽ばたいてほしい」と激励しました。
【水俣高等学校3年 小畑百華さん】
「(今後)大学に行って様々な国に研修に行きたい。その国が抱えている問題を自分の目で確かめて、自分になにができるかを大学で考えたい」
【熊本県立大学 英語米文学科 1年 塚本紅音さん】
「将来、高校の英語の教員になりたい生徒のみんなに英語を学ぶ 楽しさを伝えていきたい」
県立水俣高校は、今年度もスタンフォード大学のオンライン講座を8月に開講する予定です。