7月1日朝、市街地にシカの出没が相次ぎ札幌市内だけで3件。
札幌市白石区の高校では子ジカが迷い込んでから9時間以上、居座り続けている。
約9時間―高校で“くつろぐ”子ジカ
1日午前8時ごろ、札幌市白石区の札幌東高校の駐車場に体長1.5メートルほどの子ジカがいるのを生徒が発見。

札幌市の職員らとのにらみ合いが続いた。
「(Q:このあたりはシカ出る?)いえ、ほとんどいない。静かに生徒へ危害を加えないように、ゆっくりいてもらえればと思う」(札幌東高校 高橋昌宏副校長)
願いは通じたものの、居心地がいいのか高校にじっくり居座ること約9時間。
現在も敷地内でくつろぎ続けていて、今後、区などが対応するとしている。

札幌市で目撃相次ぐシカ
シカの出没が相次いだ1日朝の札幌市。
午前7時30分ごろには清田区で小学校のグラウンドを走る様子が目撃されたほか、豊平区では国道近くで佇む姿が確認されている。

2024年、北海道でのシカと車両の接触事故は5460件と過去最多に。
2025年も前年を上回るペースでシカとの事故が起きており注意が必要だ。
