参議院選挙を前に岩手県盛岡市内の高校では7月1日に「模擬選挙」の授業が行われました。
生徒たちは各政党の政策の違いを確認し、一票を投じることの大切さを学びました。
盛岡大学附属高校では政治に関心を持ってもらおうと2021年から「模擬選挙」の授業を実施しています。
1日は年度内に選挙権を得る3年生の生徒約150人が参加し、選挙の流れについて学びました。
授業では実際の政党や政治団体の議員などから直接話を聞くことができます。
今回は9つの政党や政治団体が参加し「高校の授業料無償化」や「減税」など重視する政策を訴えました。
生徒たちはメモを取りながら真剣な表情で演説に聞き入り、それぞれの政策に理解を深めた上で一票を投じていました。
生徒からは「日本がより良くなるような活動をしている人に一票を入れたい」「各党の考えを知ることで良い投票ができることを学んだ」「高校生にも関わる政策の話をしてくれたので(政治が)身近なものに感じられた」などの声が聞かれました。
盛岡大学附属高校では今後も模擬選挙の授業を続けていきたいとしています。