霧島連山の新燃岳では、6月27日午前に発生した噴火が現在も継続していて、2日は火口から2800メートルを超える噴煙が確認されました。

火山灰の影響で鹿児島空港の発着便に40便の欠航が出ています。

鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳では6月27日の午前10時25分に発生した噴火が現在も継続しています。

2日も午後5時までに最高で火口から高さ2800メートルを超える噴煙が確認されるなど活発な活動が続いています。

こちらは現在の鹿児島県霧島市の鹿児島空港です。

駐機場に飛行機が停まっています。
機体のエンジンには赤いカバーがされています。降灰対策でしょうか。

新燃岳の火山灰の影響で、日本航空が鹿児島ー羽田便など33便、全日空が7便が欠航となっていて、800人以上に影響が出ています。

2日以降についてはホームページなどでの確認を呼びかけています。

新燃岳の噴火警戒レベルは入山規制の3が継続されていて、気象台は大きな噴石が新燃岳火口から概ね3キロまで、火砕流がおおむね2キロまで達する可能性があるとして警戒を呼びかけています。

鹿児島テレビ
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