大石知事は自身の政治資金などをめぐる問題の責任を取るため、議会に提出した「8月の給料を全額カットする議案」の撤回を2日、申し入れました。

今後、内容を変更し再提出する方針です。

2日朝、大石知事は県議会の徳永議長に対し、自身の8月の給料126万円を全額カットする議案について撤回したいと申し入れました。

6月30日に開かれた県議会の総務委員会で、議員からは1カ月という期間や、全額カットが適切なのかと指摘が相次ぎ、大石知事は「再考する」としていました。

大石賢吾知事
「例えば期間の話であったり、100パーセントという負担、減給の度合いがどうなのかという意見もございました。そういったことも踏まえて、しっかり許される限り熟慮を重ねたいと思います」

撤回の請求を受け、総務委員会は審査を中止しました。

今後、本会議で撤回を許可するかどうか、議決をとることになります。

その後、大石知事は内容を変更した給料カット議案を改めて提出する方針です。

テレビ長崎
テレビ長崎

長崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。