愛媛県今治市の造船会社で去年11月、外国人労働者がクレーンを使った作業中に頭を挟まれ死亡しました。この会社と主任の男性が安全な措置を怠った疑いで、7月1日までに書類送検されました。

労働安全衛生法違反の疑いで6月20日に書類送検されたのは、今治市の今治造船と同社今治工場施設管理チームの主任の男性(31)です。

今治労働基準監督署によりますと、この事故は今治造船の今治工場で去年11月14日に発生。建造中の船体に昇降設備を取り付ける作業中、昇降設備につながったワイヤーロープが外される前にクレーンによって巻き上げられ、下請けの外国人労働者がワイヤーロープと昇降設備の手すりに挟まれ死亡しました。

この事故で今治造船と主任の男性は、クレーンの運転の合図をする担当者を事前に指名せず、作業の間の連絡や調整を随時していなかった疑いがもたれていて、松山地検に書類送検されました。

容疑の認否は明らかにされていません。

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テレビ愛媛
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