子供から大人まで楽しめる「パークゴルフ」。専用のクラブ1本とボールがあれば、老若男女誰でも簡単にプレーを楽しめる生涯スポーツだ。宮崎県都城市にあるパークゴルフ場で日々腕を磨く3人の女性プレーヤーを紹介する。

元気なパークゴルフのエースたち

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2025年で開場25周年を迎える都城市の「高崎パークゴルフ」。南九州でもっとも古いパークゴルフ場で、6コース・54ホールを完備。年間約2万5000人が来場している。このパークゴルフ場で長年プレーを楽しんでいる3人のベテラン女性がいる。

まずは、パークゴルフを70歳から始めた坂元トシエさん。現在84歳の坂元さんは、ホールインワンを1日に6回記録したこともあり、常にビッグスコアを目指す。

坂元トシエさん:
とにかくこの広い場所に来て、みんなと楽しくやれることが1番の楽しみ。我が家を出るときは、きょうはいつもよりいいスコアを出したいと思いながら来ても、実際にはうまくはいかない。自分の体を維持しながら、ここでみんなに会えて1日でも元気でいることが願い。

これまで全国大会を3回経験している実力者の谷元サダ子さん、85歳。得意のセカンドショットが冴えわたる。谷元さんは、今年も全国大会出場を目指している。

谷元サダ子さん:
魅力はみんなとワイワイして遊べるところ。年だから、そんなに頑張りようがない。普通にやるだけ。

3人の中で最年長86歳の山元キク子さんは、高崎パークゴルフに25年間通い続けている。その間に達成したホールインワンはなんと875回!今でも狙っているのはホールインワンだ。

山元キク子さん:
ホールインワンが入ったときは、握手、みんなでタッチをして、その時が一番うれしい。OBになった時は残念くっちゃとなる。88歳になったら車も免許を返納して、電動車に乗って地域のグランドゴルフに行きたいと思っている。

パークゴルフに情熱を燃やし、人生を楽しむ大ベテランの3人。これからもそれぞれの目標に向かって歩みを進める。

(テレビ宮崎)

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