西鉄は久留米市にある天神大牟田線の花畑駅の構内で施設の不具合が原因で利用客がけがをしたと発表しました。
西鉄によりますと先月30日、午後7時ごろ利用客が花畑駅の外コンコースを歩いていたところ床面のアルミプレートがサンダルと足の間に挟まりました。
利用客は右足の裏に約1センチの切り傷を負い、駅の事務室で止血と消毒を行ったということです。
アルミプレートは「エキスパンションジョイント」と呼ばれる床同士のすき間をふさぐためのもので、はく離防止のためにガムテープで応急処置をしていたプレートが利用客のサンダルと足に間に挟まったということです。
これを受けて西鉄は花畑駅に設置されているエキスパンションジョイントを全て点検し不具合がみられるところはビスで固定。
ほかの全ての駅でも緊急点検を実施して異常の有無を確認中としています。