デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」が、配達する商品の価格を店頭と同じ価格で提供するサービスを、6月30日から仙台市内で始めました。

Woltが30日から始めた新たなサービス、その名も「デリバリーなのに店頭価格」。一般的なデリバリー商品は、容器代やウォルトへの手数料がかかるため、店側が店頭価格より3割ほど上乗せして販売していました。それが…。

記者リポート
「このオムライス。これまでWoltを利用すると1560円でしたが、きょうから店頭価格と同じ、1300円で購入することができます」

ウォルトが大幅に手数料を下げ、店側が1回の注文あたりの利益を減らすことで、このデリバリー商品の値下げを実現させました。物価高の中でもデリバリーを気軽に利用してほしいと、仙台エリアの約50店舗がこのサービスに参加しています。

レストランHACHI 佐々木源大郎社長
「たくさんのお客さまに知っていただける機会として、私たちも挑戦していきたいし、結果的にたくさんのお客さまが、デリバリーのリピートや店内の利用につながる」

WoltJapan 遠間隆平さん
「今までフードデリバリーは割高だと、敬遠されがちだったお客さまに、より利便性を伝えられるとうれしい」

仙台放送
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