九州自動車道で酒を飲んだ状態で車を運転し、衝突事故を起こしたまま逃走していた疑いで福岡県北九州市の無職の男が逮捕されました。

車は車検証がない無車検の状態だったということです。

酒気帯び運転と道路運送車両法違反の疑いで逮捕されたのは、北九州市戸畑区の無職、中野剛士容疑者(49)です。

戸畑警察署によりますと中野容疑者は6月13日深夜、福岡県須恵町の九州自動車道上り線で、酒を飲んだ状態で無車検の普通乗用車を運転し、ガードロープなどに衝突する事故を起こしたにもかかわらず走り去った疑いです。

現場にはバンパーなどの部品が放置されたままで、事故の約1時間半後に「アパートの駐車場にボロボロの車が止まっている」との110番通報で発覚しました。

中野容疑者は調べに対し容疑を認めていて「運転前に体にアルコールが残っている感覚がありましたし、確認していたので車検が切れていることは知っていました。そんな状態で運転して事故を起こしてしまったので、ばれるのが嫌で警察に届け出はしませんでした」などと話しているということです。

テレビ西日本
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